自分のアプリケーションにハートレート(心拍)モニタを組み込む

心拍のロギングをアプリケーションに組み込んだところを想像してみてください.
いま仕事場での応用を考えたアプリケーション開発を目的にしていますが,パソコンで長時間作業するときの身体負荷をモニタしてフィードバックするとか,席についている着いていないを自動記録するとか,より楽しく仕事をするための情報として,心拍数というデータが活用できると思いました.

ハードウェアを探す

なにはともあれ心拍をモニタするハードウェアが必要です.さらにそのハードウェアから情報を引き出してパソコンのソフトウェアに読み出しできなければなりません.応用例を想像すると,ユーザがデバイスからデータをパソコンにいちいちダウンロードして記録するのは,面倒すぎます.連続時間で心拍データをロギングできることが必要です.
ハードウェアの要求とそれに対する要件は:

  1. パソコンのソフトウェアでデータが読み出しできる
    1. 常時連続モニタが必須
  2. 利用していることを意識しないこと,
    1. 装着したセンサーがうっとおしくないこと (ワイヤレス必須)

検討結果

心拍モニタはトレーニング用品で実績のあるPOLAR社のワイヤレストランスミッタを使います.私もジョギングで日常的に利用していますから,利用経験とトランスミッタの実物があります.
これの受信機として腕時計型の製品を検討しましたが,さすがに連続時間でパソコン取り込みの機能はありません.もともとのトレーニングという用途を考えればつける必要のない機能ですから,仕方ありません.
そしてSparkfun.com からPOLAR社がOEM販売している受信モジュールおよびそのモジュールをUSB接続するキット Search Results for RMCM01 - SparkFun Electronics を見つけました.キットが60米ドル,受信モジュールが15米ドル程度でした.

次回アイテム

心拍数をパソコン画面(あるいはアイコンフォルダに)表示するアプリケーションを,C# + WPF で作成します.