Skpeとマイラインの損益分岐点がどこかを調査する

電子メールで仕事の連絡をすることは,相手の仕事の邪魔をせずに連絡できるよい手段です.ですが,そのテキストを入力する手間がかかる点,そして話のニュアンスを伝えられる点で,音声通話はよい手段です.
電子メールはネットがあればコストをかけずに出せますが,音声通話にかかる費用はそうはいきません.そこで最適なプランを検討してみました.

目的

通話手段に,インターネット電話 skype と NTTのマイラインサービスを比較します.固定費と通話時間で決まる従量料金のそれぞれを調べて,どちらがメリットがあるかを求めます.

Skypeの場合

Skype間の通話はもちろん無料です.固定電話や携帯電話への発信および発着には,Skype out, Skype inという有料サービスが必要です.また通話料金は,日本国内では 固定電話 3円/分,携帯電話 20円/分 です http://www.skype.com/intl/ja/prices/callrates/#listing-J
通話料金が定額になる月額プランがあります.プランの組み合わせは,1ヶ国限定もしくは全ての国の2つで,それぞれ\695円/月,\1,500円くらい/月です.この月額プランを使うと,日本では固定電話への通話は費用がかかりませんが,携帯電話は先ほどの通話料金が発生します.(ちなみに,米国ならば固定および携帯いずれもこの定額サービスでまかなえます.)

マイライン(NTT, 0033)

月額料金不要で,家から携帯,携帯から携帯,IP電話から携帯,全て通話料金 17.3円/分 です.

まとめ

固定電話に毎月40.5分以上発信するならば,Skypeがお得です.

携帯電話に発信するなら,1分17.3円のマイラインSkypeより1.5割安くメリットがあります.携帯キャリア各社が同じキャリア間通話無料サービスなどがありますから,相手先のキャリアによっては,手元の携帯電話の利用のほうが安くなるかもしれません.

考察

Skypeが全ての点でメリットがあると予想したのですが,携帯があるためにそうではありませんでした.また同じキャリア間無料など,相手先番号や時間帯により,最適な通信手段がコロコロ変わります.
手持ちの機種によって,また契約する料金プランによって,自動的に最適な通信手段を提案したり選んでくれるソフトウェアがあれば,便利かもしれないと思いました.