お仕事のスケジューリングに,壁面積が足りない!

[,h200]
まだお仕事の取れない個人事業者なのですが,ここからが踏ん張りどころです.
あまりに頭の中でだけ考えすぎても混乱するだけですから,お仕事そしてプライベートでやりたいこと,やるべきことをメモ帳に書き出して壁にペタペタと貼り付けています.
ただ乱雑に貼り付けただけでは見づらいメモの山になってしまいますから,内容の近いものをある程度のグループにまとめてあります.
そして先行きが不安で仕方ないため,何が不安なのか,どうすれば不安ではなくなるのか,そのために今何ができるのかを,A4の紙にまとめて,これも壁に貼り付けています.

お仕事を開始するときには,この壁からお仕事アイテムのメモを1枚取り出してきます.そのメモには,タイトルと目的と成果物を書いてありますから,その内容に従い作業を進めます.作業が終われば,そのメモは破棄します.大抵の場合は,その仕事に続く次の仕事がありますから,その内容を新しいメモ用紙に書き込んで壁に貼り付けます.

私のような個人でSOHOな開発に,このやり方はとてもよいと思います:

  1. 仕事が見える化される
    • 何をすべきかがメモ帳にまとめてありますから,何をどれだけやったのかが1目でわかります
  2. 仕事/プライベートの切り分けができる
    • 住まいが1LDKなもので,生活空間と仕事空間の切り分けが物理的にできません.メモ帳が手元にあるときは"仕事モード"と気分の切り分けをすることで,空間の切り分けができます
  3. やることがあるのではと不安を感じなくなる
    • 何かやるべきことがあるのでは,見落としてはいないか,ひょっとして怠けすぎ? などなど,会社のように上司や同僚がいない環境で1人作業をしていると,見ている人がいないための不安があります.メモ帳に書き出すときはマネージャーな視点で,メモ帳を処理していくときは作業する人な視点と,一人二役とすることで,これが解消できます.

要は,Getting Things Done (GTD)のやり方に,ファシリテーターの手法を適当に混ぜて,アイテムを壁面に展開しているわけです.

このやり方をソフトウェアにまとめた,TracのTicketのようにWiki書式で入力ができて,個人事業者のサポートをするツールが,今作っているReinforceの目指すところです.