Zephyr Bluetooth 心拍センサーが到着

心拍計測はBluetooth接続がよい? - にがつうさぎのエントリで購入検討していたZephyrのBluetooth心拍センサーが到着しました.

メールで問い合わせをして個別に販売しているそうです.私の時には本体価格120米ドル+送料35米ドルで購入できました.この手の商品はやたら高価なことが多い気がして4万円くらいするのではと思っていたので,コンシューマ価格にちょっと安心をしました.Paypalで支払い1週間しないうちに到着しました.

バイスの完成度はとても高いです.本体はマッチ箱を1回り大きくした程度の大きさで,金属ボタンでベルトと着脱できるようになっています.またUSB接続の充電器が付属していて,これに本体をセット(本体と充電器は金属ボタンでカチッと固定できます.充電端子は金属ボタンとは別に,携帯電話でよくあるような金色の金属端子が3つあります)して3時間で満充電できるそうです.1時間でも90%充電されるそうです.満充電状態で26時間程度動作するそうです.

胸ベルトは電極部分を含めてすべて布製です.化繊でできていて汗をかいても大丈夫そうです.胸ベルトの電極部分と本体は,金属ボタン(衣服についている

Polar社のランナー向けのハイグレードなハートレートセンサーにはすべて布製のチェストベルトがありましたが,おそらくそれと同じようなものなのでしょう.

次は,動作確認です.WindowsノートパソコンとのBluetooth接続は簡単でした.説明書にもありますが,まずデバイスを体に装着します.これによりデバイスの電源がONになります.次に通常のBluetoothバイス接続と同様に,デバイス検索をすればよいだけです.接続時のパスコードは"1234"です (開発者向けAPIドキュメントにはあるのですが,商品の説明書には書いてないのです).Bluetooth接続で選択できるサービスはseiral portのみです.

次に,Opensourceなソフトウェアでデータ表示を確認しようとしたのですが,Windowsでやってみたのですが,ちょっと使い方が分かりませんでした.Google Code Archive - Long-term storage for Google Code Project Hosting. というのがあるのですが,QuickStartのソフトウェアを起動してはみたのですが,使い方が分からない.Wikiを読むところ,Bluetoothバイスの名前とアドレスを直接コマンドライン指定しなければならないっぽいのですが,そのアドレスの求め方が分かりません.JSRにあるJavaBluetoothAPI仕様を実装したBluecoveを使用しているので,デバイス検索と接続は内部処理できるはずなのですが,そこまでコードを書いてなくて,プログラム起動時の引数で明示的に与えないといけないっぽいですね.

そして,GUIから適当にデバイスを選択してサーバーに接続すると,シェルコマンドが見つかりませんとエラー発生しました.Unixな環境を前提にして組んでいるっぽいですね.Mac/Linux対応と書いてあったのは,そういうことだったからなのでしょうか.

このプロジェクトは,Wii fitと接続できたりと,なかなか意欲的な仕事なのですが,残念ながら私には使い方が分かりませんでした.単純にCOMポートにアクセスすればいいので,APIを見て,コードを書くことにします.