UIButton で UIBarButtonItem もどきを作る

NavigationBarやToolBarの機能は使わないが,それらと見た目が同じUIが必要になりました.
NavigationBarなどに設置するボタンにはUIBarButtonItemというクラスが用意されていて,それを使うと自動的に立体的で角が丸いボタンができます.そこでここではUIBarButtonItemの見た目をもつUIButtonを作ります.
完成した画面は上図になります.トップおよびボトムバーは用意しておいた画像を描画しています.そのバーの上にUIButtonを配置してUIBurButtonItemっぽい背景画像を設定しています.この方法では,ボタンの角の丸い欠けたところでヒットしてしまいますが,角の領域は小さいので無視できます.
背景画像を作成するソフトウェアは,色々と好みの分かれるところですが,私はオープンソースhttp://www.inkscape.org/doc/を使いました.何も無いところから作成するのはきついので,InterfaceBuilderで作成した画面をグラブしてInkScapeに取り込み,それらの色をスポイトで吸い取りサイズと形を合わせて,作成していきました.InkScapeは描画データをベクター形式で保存しますから,例えばサイズの違う部品が必要になるときのリサイズなど,変更時の手間を少なくできます.
上図のトップバーと追加ボタンのサンプル画像とInkScapeのファイルをOneDriveにおきました.