開発で,机上の江戸切子に癒される

自宅でコーディングをしていると,机が窓の近くにあるものですから,まだ5月だというのに7月のような暑さを強く感じます.ちょっと涼を求めて江戸切子の店 華硝のオンラインショップから江戸切子を購入したのですが,これがいい! というわけで,勝手に紹介です.

[,w100,left]宅急便で届いたダンボールの中には化粧箱に収められたそば猪口がおりました.その化粧箱から,"あ,おばあちゃん家の匂いだ"と思ってしまう,とっても懐かしい香りがしました.箱を開ける前からテンション上がりまくりです.


[,w100,left]購入したのは,そば猪口 ストライプ 葡萄色,です.開発机のモニタ前においてみました.殺伐感が漂いがちな机に,江戸切子の美しいカットと光の美しさが加わると,ちょっと安らぎます.ちょこっとそば猪口に目をやると,熱くなった頭と気分が落ち着いて目が休まります.まさに眼福.これ,そば猪口だけじゃなくて,ウイスキーのグラスにしたり,花を一輪差してみるのもいいかな.

[,w100,left]モデルの手がいまいちなのは勘弁してもらうとして,手に持ってみました.手のひらにすっぽりと収まるちょうどいい大きさに,重量感も軽すぎず重すぎずちょうどいいです.手の中でぐるぐる回すと切子のカットが手のひらを気持ちよく刺激してくれます.これは眺めるだけではなくて持つ気持ちよさが,たまらない.

[,w100,left]夏はカルピスです.カットを通してシロを背景にしたカットと,カットを通して机に広がる光が美しいです.



切子をよく見ていると,この幾何学模様と深いカットを出すにはおそらくこんな加工をしているのだろうとか,カットの後処理はどうしているだろうとかの技術な話に,この光の具合を出すのにはあの種類の屈折率の高いクリスタルガラスが不可欠だなとかの材質の話,そういえば正倉院に有名なカットグラスがあったよなとかの歴史な話まで,いろいろ思い浮かびます.これって,技術好きなにはいい話のネタだなぁって思います.

いいものだったので,ちょっと早い父の日プレゼントにビールグラスを贈ってみたら,これがむちゃくちゃ喜ばれました.飲みすぎなければいいのだけど ^^;