スキャナ FUJITSU ScanSnap S1300 FI-S1300 買ってみた


会議議事録などの手書き記録のPDFファイル化のためにスキャナを購入しました。
本体ボタンを押せば自動でPDFファイル化、USBバスパワーで動作し、小型で持ち運び簡単で、重宝します。

便利だなと思う点は:

  • すごくコンパクト、
  • 電源含めて(2口使うけど)USBだけで動く、
  • 充分速い、
  • 使える読み込みソフトと名刺整理ソフトがついている、

です。

まず本体がとてもコンパクトなのに驚きます。本体を上から見た大きさはA4の紙を縦方向に半分に折ったくらい、重さは1.4kgと軽めのノートパソコンくらいです。

電源は、ACアダプタか、またはUSBバスパワーで動きます。USBバスパワーで動かすときは、USBポートを2つ使います。1つのUSBポートに普通のUSBケーブル、もう1つに電源端子に接続するアダプタがついたUSBケーブル(同梱)を接続します。

読み込み速度も、ノーマル時で、ACアダプタ利用時で毎分8枚、USBバスパワー時で毎分4枚と速いです。読み取りセンサーが2つついていますから、片面読み取りでも両面でも、同じ読み取り速度が出ます。

ソフトウェアはSnapScan Organizer(PDFファイルにする)と名刺ファイリングOCRが付属しています。SnapScan Organizerは、PDFファイルにするときに、文字認識で取り出したテキストをPDFファイルに透明テキストとして埋め込むことができます。印字された文字なら、かなり精度良く認識して、検索などに便利です。

本体に一度にセットできる原稿枚数は10枚です。ページ数の多い原稿を1つのPDFファイルにするときには、タスクトレイのアイコンから、"Scanボタンの設定"→"読み取りモード"タブを選択、"継続読み取りを有効"のチェックボックスをチェックしておきます。こうすると、セットした原稿を読み終わった後に、PDFファイル化を開始するか、あるいは継続して原稿を読取るかを選択するダイアログが表示されるようになります。

原稿をセットしてボタンを押せば、あとは自動でPDFファイルになり、またソフトウェアも使い易いです。価格対効果が高い一品です。