Design Wave設計コンテスト2008 RSA暗号化器 の応募原稿を公開

Design Wave設計コンテスト 2008 の応募原稿を公開しました.DWM2008設計コンテストの応募原稿.雑誌掲載記事はCQ出版著作権がありますから誌面参照で.

うわ,こんな原稿出しちゃったのと驚きの目で見てほしいといいましょうか,優しい目で見てほしいといいましょうか.いいじゃないですか,結果出してたらってことで.

デザインウェーブマガジン2008年6月号掲載のコンテスト記事の最後にも書いたのですが,今よりもさらに設計者が低年齢化してもよいと感じています.

実際に設計コンテストのプレゼンテーションに参加して,大学1年生でも驚くようなアイディアや高度な設計例を報告するのを目にしました.
会社で論理回路設計者を目指すと1年程度で十分な戦力になると言われます.論理回路設計は(大抵の場合)論理どおりに動きますから,経験がなくてもパズルを解くかのように設計ができます.設計に必須の設計ツールおよび設計回路を実際に動かすためのFPGAボードが今はフリーおよび雑誌付録としてそれぞれ入手できます.ですから仕事ではなくても個人的な趣味の設計が容易にできます.この状況ならば,高校生や中学生でも"頭を使って"参加できるじゃないかと,そう思います.

設計者が低年齢化すれば,いずれ自分にもメリットがあります.これから国や技術分野間での人資源の争奪戦はますます苛烈になるでしょう.低年齢化すればいい人材が確保できますし,そうなれば分野が活力を帯びてより面白いことに出会える確率も上がるというものです.
そのためにもHW設計を他の技術分野よりも魅力あるものに見せておきたいと思います.いくら論理回路設計が簡単になったとはいえ,例えばVisual Studio Expressを使えばだれでも30分でC#,Java,C++ 統合環境が手に入るソフトウェア開発,に比べて,まだすいぶんと敷居が高いことに違いはありませんから.

そんなことを考えて,まずは手の内を公開しようと思います.

正直なところ,読んでくれるが人いるのかなーって思いますけど ^^;